双条光華のエンタメ一刀両断!でタグ「笑っていいとも!」が付けられているもの

 最近、「笑っていいとも!」を巡って様々な憶測が飛び交っている。2005/09/21の放送のテレホンショッキングでは、観覧者の男性がタモリ降板について、タモリに直接質問するという珍事も起きた(詳細はいいとも「観客発言事件」の真相(名無しの芸能観察記)が詳しい)。

 そんな中で、ゲンダイネットに以下のような記事が載ったのだが、真偽の程は分からない。とりあえず全文引用しておく。

 フジテレビの人気番組「笑っていいとも!」が23年目にして大幅なテコ入れをする。司会のタモリ(60)を降板させて番組タイトルも一新するというのだ。

「当初、後任に取り沙汰されていたSMAPの中居正広はスケジュールの調整が難しい。そこで、曜日ごとに司会が代わるという番組企画案が俎上にのぼったが、タモリの強い推薦もあって明石家さんまが有力な候補に急浮上した。さんま自身もかなりノッている」(関係者)

 さんまを司会に据えた新番組は、来年4月からスタートするという。

「番組名は『さんまのお昼番長』という仮タイトルが付けられている。さんまのギャラだが、本人の希望もあって年間8000万円という格安料金でOKした」(制作関係者)

 さて、こうなるとタモリの今後が気になってくるが、それには日テレの「笑点」での司会起用が囁かれている。

「脳梗塞で倒れた三遊亭円楽は72歳。他のレギュラー出演陣も平均年齢は63.5歳。日テレサイドはタモリの起用を機に出演者も一新したい考えだ」(編成関係者)

 現在、日テレサイドの動きには出演者も静観している。

「問題になることはまずない。円楽の前は故三波伸介が絶妙な回しで番組を盛り上げていた。むしろ落語関係者を司会に起用しない方が、大喜利に公平な判断ができる」(制作スタッフ)

 もっとも、この「笑点」リニューアルの時期は未定だという。

【2005年11月2日掲載】

 タモリからさんまへ、という流れがあたかも決定事項のように書かれているが、本当なのだろうか。だとしたら、少し寂しい。確かに、今の「笑っていいとも!」はテンポが悪く、あまり面白くない。レギュラーメンバーやコーナーの入れ替えが激しいところを見ても、制作者側の焦りが感じられる。

 しかし、そもそものタモリの持ち味は、あのユルさではないだろうか。お昼休みにゆったり見る番組としては、あまりうるさ過ぎるのは合わないと思う。明石屋さんまが司会になると、見ていて疲れそうだ。ゴールデンタイムならまだしも、お昼には似合わない。「ごきげんよう」にゲスト出演している際の様子を見ても、タモリの代わりとしては不適切であるような気がする。

 本当に「タモリの強い推薦」があったのなら仕方ないが、視聴者としては受け入れにくい。おそらく、「いいとも!」とは180度違った番組を目指すのだろう。「お昼番長」というぐらいだから、さんまがはしゃぎまくるのかもしれない。

 タモリファンとしては、「いいとも!」降板は寂しいが、タモリ本来の魅力が発揮されている番組というわけでもないので、これを機に「タモリ倶楽部」のようなタモリらしい番組が生み出されれば良いと思う。タモリ自身、毎日の生放送である「いいとも!」はキツイのかもしれない。「いいとも!」降板で自由な時間が出来ることで、多彩な芸に磨きがかかることを期待したい。そして、『タモリのTOKYO坂道美学入門』(講談社) のようなマニアックで地味だけど内容の濃い魅力的な書籍も楽しみにしたい。

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