双条光華のエンタメ一刀両断!でタグ「亀梨和也」が付けられているもの

 あけましておめでとうございます。いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 このブログを始めたのは、昨年5月。約半年で9万アクセスを超えることができたのも皆様のおかげです。当初は、ほぼ毎日更新しており、内容もドラマの感想が大半でした。各話ごとに感想を書いていたのは、その頃だけで、徐々にドラマの感想が減り、本の感想が増えたような気がします。

 ドラマ自体は、常に5~7作品ぐらいを観ているのですが、書籍に比べて、ドラマのような映像作品の感想を書くのは意外と大変で、いつのまにか遠ざかってしまったという感じです。各話ごとに何かを書こうと思うほど魅力的な作品がないというのもありますが。

 まだ、昨年の冬期ドラマのまとめを書いていないので、年を越してしまいましたが、それだけは書いておこうと思います。それと、今さらですが、昨年視聴したドラマ全体のまとめも書くつもりでいます。

 続いて本の話ですが、読書録によれば、昨年は140冊程度の本を読んだようです。二日に1冊という目標には及ばなかったものの、これだけ読めれば十分かもしれません。問題は、これだけ読んでもなお、買った本の数の方が勝っているという点です。今年は、買う量を減らすのが目標です。

 そして、DVDも似たような状況で、40本ぐらい購入したにもかかわらず、まだ1本も観ていません。テレビドラマとテレビ放送される映画を観るだけで手いっぱい。でも、ちょっと安かったりするとつい買ってしまうので、少しずつ観ようと思います。

 一応、芸能ネタに関しても触れておきます。まず、内博貴の復帰時期が気になりますが、遅くても4月中にはというのが私の根拠のない予想です。また、KAT-TUNのデビューも今年中ではないかと思います。これ以上デビュー時期を延ばすのは危険な気もしますが、修二と彰の「青春アミーゴ」の大ヒットで、デビューしづらくなった(ハードルが上がった)という印象もあるので、ひょっとすると、という可能性も否めません。

 このブログでは特に書いていませんでしたが、昨年は韓流・子役・若手俳優などのブームが見られました。そのようなブームを見ると、芸能関係においては女性が中心であるということを強く感じます。このブログで芸能ネタなどを扱う際には、主に女性の読者を想定して書いているのも、そのような理由によります。特に、ジャニーズ関係は非常に強い訴求力があり、アクセス数が格段に増えます。

 若手俳優ブームに関しては昨年始まったことではありませんが、男性アイドル市場を独占状態しているジャニーズの牙城を崩すための一本の筋道がそこにあるのかもしれません。昨年デビューしたWaTはウエンツ瑛士と小池徹平によるデュオですが、俳優として注目された後のデビューでした。バーニング所属だからということもあると思いますが、「俳優→アイドル歌手」という流れでなければ、ジャニーズの圧力によって、ミュージックステーションには出演できなかったでしょう。

 一方、ヴィジョンファクトリー(一応バーニング系)はあくまでもアイドル歌手にこだわっており、ジャニーズと競合するw-inds.、FLAME、Leadなどはほとんどテレビに出てきません。「アイドル歌手→俳優」を目指しても、自社提供に近い映画や深夜ドラマに出演するのが関の山といった感じです(「デビルマン」などの例外もありますが)。

 ただ、若手俳優も場合によってはジャニーズの圧力を受けるようで、「ごくせん2005」では赤西仁・亀梨和也と共演した速水もこみちの売れっ子ぶりを警戒して、出版社などに圧力をかけているという噂もあります。

 ということで、結局は今年もジャニーズの一人勝ち状態が続きそうです。ちなみに、若手俳優の中で個人的な注目株は落合扶樹。今年の活躍を期待するという意味で、名前だけ挙げておきます。

 さて、長くなりましたが、最後に一言。昨年書くべき内容をまだ消化し終えていないまま、新年になってしまい、時々覗いてくださっている方々には申し訳ない限りです。今年も、更新ペースはゆっくりになりそうですが、冷静な視点ということを心がけて、読みやすい記事を書いていくつもりですので、お付き合いいただければ幸いです。

 ということで、今年も当ブログ、および泡坂妻夫マニアックをよろしくお願いしたします。

前回の記事の補足

 本題に行く前に、「KAT-TUN赤西仁と上原多香子の熱愛報道を考える」の補足を少し。

 私が書いた文章の中では、ジャニーズのリークである可能性が高いということを書いたが、なぜリークしたかについてはあまり丁寧に考えていなかった。赤西&上原のカップルを別れさせ、赤西にお灸を据えるのが目的ではないかと書いたものの、他の理由も考えられるので、一応書いておこう(以下、ジャニーズのリークであるということを前提にしている)。

 まず、赤西と他の女性との交際の噂を消す目的が考えられる。以前、赤西&亀梨がともに蒼井そらと交際している(いた)という噂が流れたが、これはすでに蒼井自身によって否定されている(彼女のブログ参照)。なので、この理由はあまり考えられないように思う。

 次に、何かジャニーズがらみのスキャンダルが存在し、それを隠蔽するためのバーターとして今回の報道が行われたという可能性もある。この可能性に関しては、否定も肯定も出来ない。ただ、今回の『FRIDAY』の記事はジャニーズ寄りである印象を受けたので、バーターとして成立していたのか、という疑問はある(とはいえ、人気の高い赤西のスキャンダルなので、たとえジャニーズの意向を汲んでいても、講談社側にとってプラス面はあるだろう)。

 とりあえず、考えられるのはこのぐらいだろうか。はっきりとしたことは分からないが、バーターであったとしても、赤西にお灸を据えるという目的は存在しているような気がする。その理由については、以下の本題で。

KAT-TUNの今

 さて、ここからが本題である。先日書いた「KAT-TUN赤西仁と上原多香子の熱愛報道を考える」はファンの方にも意外と好意的に受け取られたようで、いくつかのブログや掲示板などでご紹介いただいた。嬉しいことである。

 それはともかく、それらのブログや掲示板を含め、複数のファンの方の考えを見てみたのだが、それらを読んでいて考えたことがあるので、書いておこうと思う。

 ファンの方の意見の中で散見されたのは、「最近の赤西くんは手を抜いている」というような内容であった。ファンというのは、盲目的であるようでいて意外と厳しい目をもっている。それは、これからも活躍してほしいという願いもあるし、長期間見ているだけに、その変化に気付きやすいということもあるだろう。

 とはいえ、ファンであれば、ある程度は目をつむるということも多いと思う。厳しいながらも、一方で寛大な面もあるわけだが、そういうファンからの苦言が出るということは、目に余るものなのだろう。

 一方で、亀梨和也に対してはしっかりとがんばっているという意見が多いようであった。残りのメンバーについても、ドラマなどで大きくクローズアップされるということはあまりないが、地道にがんばっているようである。だからこそ、赤西の行動が目に付くのだろう。それにしても、デビュー前から昔の方が良かったと言われてしまうのは問題である。

タレントと人気

 タレントの人気というのは、そのタレント自身の魅力によるものである。それは確かにそうだ。だが、それだけではない。特に、初期の段階では、タレント自身の魅力以上に、事務所の力や、ドラマで演じた役、あるいは持ち歌などのように外因的なものによる場合が多い。

 特にジャニーズのタレント場合、ジャニーズ事務所自体が圧倒的なブランド力を持っているため、外因的な要素が強いと言える。ジャニーズからデビューしていれば売れただろうに、というタレントがいることも事実だ。だがそれは仕方のないことなので、ここでとやかく言うつもりはない。

 問題なのは、人気の出はじめたタレントが、その人気を完全に自分の魅力によるものだと勘違いしてしまう場合である。もちろん、タレント自身の魅力もあるのだが、それ以外の要素もあるということをタレント自身が見失ってしまうと、何らかの問題を起こす場合がある。

 たとえば、ホリプロの大森玲子、アップフロントエージェンシーのユウキ(EE JUMP)、そしてジャニーズで言えば森寛貴(NEWS)らである。彼らは自身の人気が100%自分に起因していると勘違いしてしまった結果、問題を起こし、場合によっては芸能界からの引退を余儀なくされた。

 そしてジャニーズには、このような問題を起こすタレント(「勘違いタレント」とでも呼ぼう)が多い。もちろん、所属タレントの絶対数も多いし、その年齢が低く、また年齢が低い内から第一線で衆目を浴びるという理由もあるだろう。しかし、事務所のタレント育成に問題があるとも言えるのではないだろうか。ここでは、この問題について取り上げるのが目的でないので、これ以上は書かないが、「勘違いタレント」を生み出さないような努力をしてほしいものだ。

 さて、話を戻そう。初期の段階でのタレントの人気というのは、言ってみれば「虚飾の人気」である。それを「本当の人気」に変えることができるかどうかは、そのタレント自身にかかっている。ここで「本当の人気」へと辿りつけたタレントが生き残れるのである(いつまで生き残れるかはまた別の問題)。

 KAT-TUNも人気があるとはいえ、まだ「虚飾の人気」の段階であろう。すなわち、今がもっとも大事な時期であり、また転換期でもある。ここにおいて、おそらく赤西は「虚飾の人気」を「本当の人気」と勘違いしているのではないだろうか。そのため、手抜きのようなことをしてしまったのではないだろうか。

KAT-TUNの今後

 KAT-TUNがKAT-TUNとしてデビューするためには、各メンバーが自身、自分の人気が「虚飾の人気」であるということに気付き、仕事に対して真摯な態度で臨まなくてはならない。「虚飾の人気」に溺れることなく、華々しい活動の裏で地道な努力を続けていけば、必ず「本当の人気」を勝ち取ることができるだろう。

 KAT-TUNに対しては、周囲の(特に事務所の)期待が大きいだけに、プレッシャーも大きいだろうし、特別扱いされているという面もあるのかもしれない。そのため、自分たちの人気を過大評価してしまうのも仕方ないだろうし、事実、彼ら自身の魅力は非常に高い。

 だが、彼らがいかに魅力的であっても、また、いくら事務所の力が強いとはいっても、それだけでいつまでも人気を保てるほど芸能界は甘くない。次から次に新しいタレントが生まれてくる現在の芸能界の中で、安定した人気を得るためには、常に進歩していなくてはいけない。

 そのためには影での努力も必要だろう。もちろん仕事をきちんとやることは当然のことであるし、プライベートを制限されることもあるだろう。そのようなことを受け入れられないのであれば、いくら魅力があろうとも風当たりが強くなる。魅力があるからこそ、せっかくのその魅力を失わないために努力してほしい。

 赤西をはじめKAT-TUNのメンバー、さらにはジャニーズのタレントには今回の報道を機に、仕事というものをもう一度考えなおしてほしい。初心忘れるべからずというが、仕事に対してかつてのように(「お客様は神サマー」の頃は良かったという意見があった)真剣に向かうことが出来た時こそ、KAT-TUN躍進の時であり、デビューの時になるに違いない。大きな転換期にある今、彼らがどう考え、どう行動するかによって、今後の展開は大きく変わる可能性がある。彼らにとっても、またファンにとっても良い展開になるようにがんばってほしい。

 昨日の記事(2005/10/10「ジャニーズ事務所の強硬的なWeb戦略はいつまで続くのか?(1)」)では、これまでの状況と転換、その理由と現状についてまとめた。今日はタレント画像の扱いについて現状をもう少し細かく見ていきたいと思う。なお、昨日の段階では、全2回の予定であったが、都合により、全3回以上(回数未定)とする。

ジャニーズWeb戦略の現状
 ~タレント画像篇〈1〉昨日のおさらい~

 昨日の記事でも、Webにおけるタレント画像の扱いについて触れた。まとめると、(1)タレントを直接撮影した写真画像は禁止(ただ一つの例外が「義経」)、(2)タレントが表紙を飾った雑誌の表紙画像も禁止(例外があるかもしれない、ご存知の方は教えてください)、(3)CD・DVDのジャケット画像は掲載可能(Amazon.co.jpでは可能らしいが、それ以外のサイトについては不明)、の3点である。

 (3)については、Amazon.co.jp以外に所属レコード会社のサイト内にある各タレントの公式サイトにも掲載されている場合が多い。ちなみに、「Johnny's Entertainment」のサイトでは、ジャケットではなくCDのレーベル面の画像(!)を掲載することで、間接的にタレントの写真が掲載されてしまうことを避けている(が、Amazon.co.jpには掲載されているものもある、記事末尾の画像参照)。

ジャニーズWeb戦略の現状
 ~タレント画像篇〈2〉イラスト?写真?~

 すでに昨日述べたように、(2)と(3)の部分で矛盾を起こしているように思える。そして、Amazon.co.jpには掲載されている画像が公式サイトには掲載されないという部分も謎だ。この状況から読み取れるのは、ジャニーズのWeb戦略が行き当たりばったりである可能性が高いことだろう。強硬姿勢をどの程度軟化させてよいのか明確に決められていないのではなかろうか。あるいは逡巡しているのかもしれない。どちらにせよ、Web戦略に関しては甘い体制であることは否定できないだろう。

 それを体現するような面白い事例があるので、紹介しておく。

 「ITmedia +D モバイル」の記事、「今冬は「LOVE」で攻めるボーダフォン」(2005/10/11掲載)を見ていただきたい。内容は、先日行われたボーダフォンの記者会見のリポートである。その内容はともかくとして、見ていただきたいのは、記事中盤にある写真だ。そこには、ボーダフォンのイメージキャラクターであるV6の岡田准一が写っている。確かに写っているのだが、実際には彼の写真が印刷された特大パネルの写真なのだ。

 この写真について、記事を書いた杉浦正武記者が「ジャニーズをめぐるちょっとした騒動」というタイトルで裏話を書いている。読んでいただくと、ジャニーズの強硬姿勢が分かるだろう。

 ここで注目したいのは、パネルが掲載可能な理由についてだ。このパネルは写真でなく「スーパーイラスト」だから、Web上に公開可能だというというのだ。この説明はジャニーズの関係者ではなく、ボーダフォンの広報によるもののようなので、そのままジャニーズの考えであると断言することは出来ない。しかし、ボーダフォン側がわざわざそのような説明をしたということは、パネルの写真の掲載について事前にジャニーズ側との打ち合わせが行われていたと考えて良いと思う。

 確かに、あのパネルは画像処理によってイラスト化されている。だが、そのイラストは、普通のものではなく、「スーパーイラスト」(?)であり、かなり写真に近いものだ。こうなってくると、「スーパーイラスト」と写真の境界線が問題になる。写真と「スーパーイラスト」は何が違うというのだろう。写真に特殊な加工を施せば、ほとんど写真と同じでも掲載できるというのか(ちなみに、映画「ホールドアップダウン」の公式サイトに掲載されているV6の画像はやはりイラスト化されているようだが、かなりリアルだ)。

 そもそも、タレントの写真が使われているパネルの写真は掲載できないのだろうか。ボーダフォンの言葉から察すると、掲載できないということのようだが、そうなると、またCD等のジャケットとの矛盾が起こる。果たして、どのような基準で掲載の可、不可を決めているのだろう。

 写真に近いイラストの掲載が可能になっただけでも大きな進歩だが、なにか違う方向へ進歩してしまっているような気がする。

ジャニーズWeb戦略の現状
 ~タレント画像篇〈3〉顔を消せば...?~

 さて、ここで少し話を変えよう。上記「昨日のおさらい」の(1)にタレントの写真は掲載不可だと書いた。これはかなり厳しいらしく、顔写真のみならず、体の一部でも掲載できない状況であったようだ(シルエットの写真でさえもダメだったという話もある)。

 そのために、ジャニーズタレントが出演したドラマの公式サイトでは、キャスト紹介のページなどでジャニーズタレントだけは代替画像となっている(多くの場合主演なのだからタチが悪い)。また、ニュースサイトでも絶対に写真は掲載されないし、時にはジャニーズタレントの移っている部分だけカットされていたりもする。

 だからこそ、「義経」の衝撃が大きかったわけだ。そして、もう一つ驚かされた画像がある。それは、先日日本テレビ系で放送されたドラマ「金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件」に関するものだ。このドラマはKAT-TUNの亀梨和也が3代目金田一一役を演じるということで話題になった(このブログでも何度か取り上げている)。

 ここで見ていただきたいのは、この作品の原作者である天樹征丸のブログ、「天樹征丸日記」の記事である。「おはようございます」と題された2005/08/03付けの記事の中に、ドラマ撮影現場続報として、撮影現場の写真が掲載されている。

 その前の記事でも、撮影現場の写真は掲載されていたのだが、この写真とは決定的に違う。それまでは、人物が一切写っていなかった。しかし、この写真には、複数の人物が写っている。しかも、その中心にいるのは、亀梨和也・上野樹里・加藤雅也という3名の主要キャストではないか。

 小さな写真だし、顔にはモザイクがかけられている。とはいえ、シルエットの写真でもダメだという話さえあったぐらいに厳しいあのジャニーズのタレント画像が公然と掲載されているのだ。大変に稀有なことである。

 なお、モザイク処理は3名ともに施されているが、もし、この中にジャニーズタレントがいなかったならば、モザイクなしで掲載されていただろう。一般的なプロダクションは、この程度の写真であれば掲載許可を出すと思われる。亀梨の顔にモザイクをかけるついでに(違和感を無くすために)他の二人にもかけたということだと思う。

 モザイク付きであってもジャニーズタレントの画像が正式に掲載されるのはとても珍しい。画像掲載の許可を勝ち取ってくれた天樹征丸には大拍手を送りたい。

 それにしても、モザイクとは。しかも、事件を解決する側にモザイクである。警察や探偵にモザイクをかけるというのは、何とも面白い。公安と同様、犯罪者に顔を知られないためのモザイクだというのか。ジャニーズの強硬姿勢を逆手にとった、天樹征丸によるギャグのような気もする。だとしたら、恐るべし天樹征丸。

 話を戻すが、同様の例として、「johnnys net」に掲載されているコンサートの画像(Flash)がある。こちらも姿が見えるだけで、顔は分からない。

 結局、顔が分からなければ掲載可能なのだろうか。それともこれらは例外なのだろうか。こうなってくると、何が良くて何が悪いのか全く分からない。完全禁止から前進したのは分かるが、掲載基準はどうなっているのだろう。ニュースサイトなどではモザイクをかけた画像さえも使われていないことを考えると、例外なのかもしれない(ニュースサイトでモザイクをかけると、それこそ犯罪者のようだ)。

 例外であるならば、なぜ例外なのか。「義経」もそうだが、例外ならその理由があるはずだ。しかし、適切な理由があるようには思えない。大河ドラマという広く認知されたレベルの高い作品に2年連続でジャニーズタレントを主演させてくれたのだから、例外にしても良いだろう、そんな理由だろうか。天樹征丸という一個人のブログだから、公式サイトほど多くの人が見るわけではないだろうし、小さな写真だから、例外として認めてあげよう、そういうことなのだろうか。

 これらの例を見ても、やはり行き当たりばったりという気がしてしまう。「義経」が良いなら、「野ブタ。をプロデュース」だって、「花より男子」だって良いだろう。あるいは、「johnnys net」のプロフィールページに載せたって良いだろう。大河ドラマの公式サイトは放送が終わると、次の年の大河ドラマのサイトへと入れ替わる。だから大河ドラマは許可したというのなら、他のドラマも放送中に限定すれば良い。

 結局のところ、明確なWeb戦略ができていないのだろうと思う。あるいは、遅ればせながらも試行段階なのかもしれない。だが、試行にしてはあまりに消極的である。他のプロダクションのWeb戦略とその結果を参考に研究してほしいものだ。

あとがき

 今回はとりあえず、タレントの画像の扱いについて現状をまとめてみた。タレント画像の扱いに関しては、ジャニーズの現在の考えを予想するための資料が少ないので(掲載不可を示す資料は大量にあるが、どの程度まで掲載を認めるようになったかが分かる資料がない)、憶測中心になってしまった。掲載可の方向へ動きつつはあるのかもしれないが、まだ見えてこないというのが現状だろう。

 次回は、公式サイトに関して見ていく予定である。公式サイトはそれ自体が資料であるので、憶測による部分は少なくなるだろうと思う。そして、今後のWeb戦略に関しても次回以降考えてみたい。
 情報提供、感想、反論などを楽しみにしているので、この記事をお読みになったら、一言でもコメントをいただけると嬉しい。皆さんの反応が記事を書く意欲になるので、よろしくお願いします。

序盤の感想

|

 今期のドラマが始まってから、録画する一方で観る時間がなかったのだが、ここ2週間程度でまとめて観たので、序盤の感想としてまとめておこうと思う。第一話は作品ごとに感想を書こうと思っていたのだが、結局まとめて書くことになってしまった……

 なお、今期視聴している(いた)のは「危険なアネキ」「1リットルの涙」「鬼嫁日記」「ブラザー☆ビート」「花より男子」「野ブタ。をプロデュース」の6作である。

危険なアネキ

 第一話のみの視聴(第三話は録画したがまだ観ていない)。

 第一話を観た感じでは、全体的に空回りしている印象だった。コメディーにしようとしているのは分かるが、なにか空々しい演出であまり笑えない。佐藤二朗、荒川良々、清水ミチコら個性的なキャストを揃えているのだが、コメディーの側面を強調するためだけであるように見えてしまった。月九は月九らしくしてればいいんだ!と言いたくなってしまう。そう言いながら、月九的なドラマの場合はいかにも月九的で面白くないと思ってしまうのだが……

 皆川寛子(伊東美咲)と弟の勇太郎(森山未來)は正反対の性格で、その二人の織り成すドタバタ劇は面白そうだが、借金が絡んできたりとシリアス面をちらつかせるのはあまり好きではない。とりあえず第三話は観るが、その後も続けて観るかは分からない。

1リットルの涙

 実話をもとにしたドラマだが、おそらくかなり脚色されているのだろうと思う(原作を読んでいないので確実ではないが)。にもかかわらず、エンドロールの際にモデルとなった木藤亜也さんの写真を出すというのはあまり賛成できない。しかも、それが純粋に、本当にこのような病気で苦しんだ少女がいるのだという世間へのアピールという感じではなく、視聴者の涙を誘うための演出目的であるように感じられるのがいただけない。エンドロールに本人の写真を入れたことの意図を聞いてみたいものだ。

 ドラマ自体は落ち着いて観られる佳作と言えよう。亜也(沢尻エリカ)も遥斗(錦戸亮)もしっかりとした演技だし、他のキャストも違和感なく演じている。神経内科医の水野(藤木直人)を見ると、「高校教師」を思い出してしまうが、この医師は真面目な人のようなので安心だ。

 ドラマ自体の内容とは関係ないが、ジャニーズのタレントが出ている番組にワタナベエンターテインメント所属のD-BOYSのメンバーである遠藤雄弥が出ていたので、少し驚いた。D-BOYSはジャニーズの圧力を受けていないようだ。やはり歌手ではないからか。もうヴィジョンファクトリーのタレントにも圧力かけなくて良いだろうに。w-inds.だってFLAMEだってがんばってるんだから、Mステとかに出してあげようよ。

鬼嫁日記

 第一話のみで視聴中止。

 久しぶりにひどいドラマだった。最近の関テレはそれなりの作品を作っていたのだが、これはひどい。一話すらまともに見られず、途中で早送りしてしまったのは初めてのことである。

 原作のブログ版も書籍版も読んだことはないが、ドラマ化には無理があったのではないだろうか。話題性の高い原作をドラマ化するという傾向は最近つとにみられるものだが、話題性だけで選ばないでほしい。結果として原作を汚すことにもなるのだから、ドラマ化するのであれば、検討を重ねた上で作ってほしいと思う。

 以前放送された「アットホームダッド」と同じ舞台で物語が展開するという設定は面白い。それを上手く活かしたオープニングも良かった。しかし、肝心のストーリーがダメでは仕方ない。

 山崎一馬(ゴリ)が鬼嫁の早苗(観月ありさ)にいびられるわけだが、その内容が何とも小粒でつまらない。しかも、なんだかんだ言って二人は仲良さそうだし。どうでもいいような夫婦の話を聞かされても楽しみようがない。やるならもっと派手にしてほしいものだ。

 また、演出も安っぽさが感じられて良くない。いつの時代のドラマなんだか。わざと安っぽい演出にしているのならまだ救いがあるが、そうだとしても、意図的であることが伝わらなければダメだろう。

ブラザー☆ビート

 イケメン俳優の共演で、人気が出るかと思ったが、それほど話題にはなっていないようだ。「渡る世間は鬼ばかり」の後釜というのがネックだったのだろうか。

 確かにずば抜けた魅力はないが、小松江里子・伊藤一尋コンビだけに、安定したレベルは保たれている。春恵(田中美佐子)の男っぽさが楽しいし、達也(玉山鉄二)・陸(速水もこみち)・純平(中尾明慶)の三人兄弟も微笑ましい。

 第4話までの流れを見ていると、長男→次男→三男→長男→次男→…という順番で一話ごとに中心人物を変えながら物語が進んでいくようだ。三人ともそれぞれ違った性格でぶつかり合うこともあるが、互いに補い合っているという面の方が強い。その三人と春恵の四人のやりとり(実際には、その中の一人に対する他の三人のやりとり)が視聴者と同じ目線であるのが面白い。家族であっても、当事者でなければ他人事のように眺めてしまうという感覚なのだろう。

花より男子

 岡田准一主演「メゾン・ド・ヒミコ」が放送される予定だった枠だが、主題歌をめぐり、TBSとジャニーズがもめた結果、急遽「花より男子」に変更されたという報道もあったいわく付きの作品である。その割には松本潤が準主役で出演している。まあ、TBSからジャニーズの全タレントが引き上げるなどという憶測も呼んだが、上手く収まったのだろう。

 原作のおかげもあってか、面白いドラマになっている。細かい部分にはツッコミどころ満載なのだが、それらに目をつぶれば十分に楽しめる。

 金持ちが集う学校の中でも格が違うF4の4人。その中心人物である司(松本潤)の言動を見ていると、あまりに矛盾が多いような気がする。しかし、よく考えて見れば、彼はまだ高校生なのだ。どんな高級車に乗っていようとも、高校生は高校生。つくし(井上真央)への想いに気付いた後の行動などは何ともかわいらしい。つくしの方がよっぽど大人だろうと思う。

 ただ、司が自分の気持ちに気付くのが早すぎるような気がする。もう少し伸ばしても良いのではないだろうか。これは、「野ブタ。をプロデュース」の修二に関しても同様であるが、それまでの描写から考えると急展開すぎる印象を受けた。もちろん、つくしへの想いに気付いてからが面白い部分ということなのだろうから、無駄に伸ばす必要もないのだが、それならそれで、違和感を抱かないぐらいの伏線を入れておいてほしい。姉の椿(松嶋菜々子)の一言で、一気に積極的になってしまうとは。それだけ「単純バカ」だという受け取り方で良いのだろうか。ちょっと、はじめの頃の冷徹な印象とはギャップがありすぎる。

 今後は子供っぽいマヌケキャラとしての司と、大人っぽいしっかりキャラのつくしのコンビで笑わせてくれるに違いない。楽しみにしよう。

野ブタ。をプロデュース

 放送開始前から話題をさらったが、放送開始後も主題歌が出荷100万枚を突破するなど、今期で一番注目されているドラマだろう。「ごくせん」「女王の教室」に引き続き、高視聴率を記録することになりそうだ。それにしても、最近の日テレ土曜9時枠は大健闘している。今さらながら日テレブランド確立か。

 ストーリー自体も面白い。ジャニーズ二人組に寄りかかった作品かと思っていたが、予想以上に良くできている。テンポの良さは抜群だし、主要人物のキャラクターもブレがなくて安心できる。ただ、あのカッコイイ制服はズルイ!と思うのは私だけではないだろう。

 はじめは、彰(山下智久)のキャラが良く分からなかったのだが、見ているうちに惹き込まれてしまった。修二(亀梨和也)が自分を冷静な人気者にプロデュースしているように、彰も自分をプロデュースしているのだろう。彰は周囲に嫌われているが、彼自身はとても楽しく学校生活を送っている。そして、何ものにも縛られていない。一方の修二は確かに人気者だが、それゆえに彼は八方美人でいなくてはならず、実は不自由な生活の中にいるのである。家の中で見せる彼の自然な姿の方が魅力的に感じるのだが、学校では自分を演出しなくてはいけないという一種の強迫観念が彼の中にあるのかもしれない。

 信子(堀北真希)がどういう気持ちで学校生活を送っているのかは分からないが、彼女自身は非常に強固な心を持っているようだ。彼女がいじめられ続けるのは、彼女自身の強さゆえに、いじめをそれほど苦にしていないからではないだろうか。彼女の強さを持ってすれば、いじめられっ子でなくなるのは大変なことではないように思う。彼女は「変わりたい」と言ったが、その気持ちはあまり強くはなかったのではないか。現状でも良いという気持ちが心のどこかにあったのではないか。だから変わらなかっただけなのではないか。そんな気がする。それが、おそらく恋愛によって、切実な変身願望へと昇華するのだろう。

 高校を舞台にした学園もののドラマだが、その世界は不思議な浮遊感の中にある。不思議な人物が登場したり、不思議な行事が行われていたり。非日常的な日常空間の中での青春友情物語はありきたりに見えて、非常に新鮮である。このレベルの作品をオリジナル脚本で生み出してくれれば、学園ドラマの未来は明るいと思うのだが、原作依存の傾向は今後も続くのだろうか。

まとめ

 ということで、現段階では「野ブタ。をプロデュース」「花より男子」が一歩先を行っている感じだ。それを追うのが「1リットルの涙」「ブラザー☆ビート」といったところか。

 ただ、今期は全体的に低調なようなので、あまり期待しないのが賢明かもしれない。

「バカとブスこそ東大へ行け」

 一応は期待程度の内容だったと思う。物足りない感じもしたが、初回はこの程度だろうか。仕方のないことだが、主要人物の紹介とドラマの方向性の提示に終始した感もある。

 桜木建二(阿部寛)は口が達者な貧乏弁護士。この設定は、「最後の弁護人」「トリック」での彼の役にそっくりなのだが、同様の設定に見慣れているせいか、ハマリ役のような感じがする。阿部寛にはどことなくウサン臭さと投げやりっぽさが感じられるので、こういう役に向いているのかもしれない。彼の出るドラマは彼の言動を観ているだけでも面白い。だから、本作も阿部寛主演というだけで楽しみなのだ。

 一方、龍山高校3年生の主要なメンバーは矢島雄介(山下智久)、水野直美(長澤まさみ)、緒方英喜(小池徹平)、奥野一郎(中尾明慶)ら。それにしても、小池徹平はこのところ、あらゆる学園ドラマに出演している。「ごくせん2」「ウォーターボーイズ」「ヤンキー母校に帰る」などと大忙しだ。バーニング所属だからだろうか?その割に、相方のウエンツ瑛二はドラマではほとんど見かけない。演技力や人気の問題なのだろうか。

 また、山下智久が挿入歌を歌うということが話題になっていたが、第1回の中では、あまり効果的な使われ方ではなかった気がする。「ごくせん2」では亀梨和也の「絆」が挿入歌として使われていたが、こちらはとてもよかった。メロディーや歌詞が作品に合っており、効果的な場面で使われていたので、いまでもあの曲を聞くと「ごくせん」を思い出すという人も多いだろう。本作での「カラフル」がそれに匹敵する曲になるかどうかは今後にかかっていると思うが、どうもうまくいかないような気がしてしまう。

 ところで、このドラマは同名のコミックが原作だが、そのコミックは郁文館学園を意識して作られたのだろうか。郁文館は歴史ある名門学校だったが、土地の運用などに失敗し、経営に行き詰まった。その再建に乗り出したのが居酒屋チェーン「和民」などをはじめとして、介護分野など幅広い経営を行うワタミフードサービス社長の渡邉美樹氏である。彼が行った再建の様子は、日本テレビ系列の「ザ・ノンフィクション」(東京では日曜午後2時から)という番組において、第2弾まで放映された。その第2弾が放映されたのはつい1、2週間前のことだ。経営の成り立たなくなった高校を、進学率を高めることで再建するという方向性が似ているので、意識しているように思うのだが、どうなのだろうか。

 それはさておき、ドラマとしては、桜木の言動に注目したい。それと同時に、個性豊かな教員たちの待遇も見所だろう。また、当然ながら生徒たちにも目を向けなくてはならない。だが、初回を見る限りでは、生徒たちに魅力を感じられなかった。阿部寛主演ドラマでは、彼が強すぎて他の出演者が隠れてしまうことがあるので、生徒役の俳優たちもがんばって対抗してほしい。桜木、教員、生徒のバランスが釣り合えば、きっと面白い作品になるだろう。

タグ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。